1955-07-30 第22回国会 衆議院 法務委員会 第45号
そうすると御指摘のように、過般の禰津村の村長選挙の場合におきまして、候補者が二人あったのであります。一人は僧侶の方、もう一人は農民の方、この二人の候補者が村長の選挙に出られたわけでありますが、その間僧侶派の運動員によって、自分たちが推薦する者を投票しないとあとがこわいぞ、こういう意味のことを推知せしめるような言動が行われておる。
そうすると御指摘のように、過般の禰津村の村長選挙の場合におきまして、候補者が二人あったのであります。一人は僧侶の方、もう一人は農民の方、この二人の候補者が村長の選挙に出られたわけでありますが、その間僧侶派の運動員によって、自分たちが推薦する者を投票しないとあとがこわいぞ、こういう意味のことを推知せしめるような言動が行われておる。
○細田委員 それではこの禰津村の事件は検察庁へ移っておるということですが、こういういなかですと菩提寺というようなものは、簡単に変えられない、親子代々くっついたものだというふうに印象づけられておる。そういう菩提寺を、お寺を根城にして、そうして集団的に反対派の部落や反対派の候補者を圧迫するというようなことは、実に選挙法というものを冒涜するものだと思います。
○細田委員 国警と人権擁護局に伺いたいと思いますが、長野県小県郡禰津村で、本年の四月の選挙に居村のお寺の住職さんが出て、集団的に反対派に圧迫を加えた。
その一つの問題は長野県小県郡禰津村、ここで三十年の四月に村長選挙があったのですが、その村長に立候補しました百瀬豊喜という人、これは長命寺の住職だそうですが、俗にいう大ボスでございましょう。二十五年の参議院議員の選挙には禁固の言い渡しを受けて執行猶予になった。ところがまた二十七年十月の衆議院選挙には選挙違反をやって、東京高等裁判所で一年二カ月の実刑の言い渡しを受けて、今上告中であるといわれます。
酒井 俊雄君 出席した公述人 服部 美登君 梶原 房子君 九布白落実君 酒井進太郎君 八木 孝平君 田邊 繁子君 渡邊 美惠君 立石 芳枝君 小美濃清子君 米山 精一君 小田島禎次郎君 松波 治郎君 石橋善太郎君 清水 猛君 杉山 俊夫君 禰津
○禰津公述人 ただいまのご質問はだれがあとを繼ぐかということですが、村の人の意見では最適任者、とにかく女でも男でも最も農業に適するものをやつたらいいじやないかというような意見であります。
○石井委員 長野縣の禰津さん佐藤さんは二人とも農業關係の方でありますが、今度家の廢止、特に家督相續の廢止によつて農業資産が細分化されるという御議論でありますが、農業資産に對しては相續の特例法が出て、その點については防止する考えが十分練つてありまして、現に法案が出ております、その邊御存じだつたのですか。
小田島禎次郎 松波 治郎 石橋善太郎 清水 猛 杉山 俊夫 禰津 義範 江川 芳光 佐藤 忠夫 小林 喜録 眞本 一雄 以上反對者側の十人、以上贊否各十名づつ計二十名の諸氏を公述人として選定するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕